もともとナインティナインなどと同じお笑いユニット「吉本印天然素材」の リーダー格として活躍していた雨上がり決死隊だったが、 ナインティナインに先を越されながらも、最近は東京でがんばっている。 東京進出したばかりの頃は、仕事が完全にゼロになった時期もあった。 しかし最近ゴールデンでもよく彼らを見かける。その彼らの人気とは?
今のように全国区の番組に出演できるようになったのは 雨上がりの2人の力はもちろんのこと、 一つは「ガキの使いやあらへんで!!」の出演が挙げられる。 「ハイテンション選手権」、「雨上がりだよ全員集合」、「七変化」などで 全国的に雨上がり決死隊の名前を広めることが出来た。 宮迫さんはその勢いのある芸風で、 ダウンタウン松本さんや浜田さんをメガホンで思いっきりしばいていた。 そして山崎邦正にはドロップキックだ。 これで全国に一気に雨上がり決死隊に注目を集めることは出来たはずだ。
しかし雨上がり決死隊がナインティナインなどのように ゴールデンでメインの番組を持つのはかなり難しいといえる。 私は10年ぐらい彼らを見ているが、どうも司会がもう一つである。 進行しながら笑いをはさんでいくことができない。 司会が出来ないから番組を持てないというのも 理由になっていないと思われるかもしれないが、 ナイナイやロンブーやダウンタウンのように マイクを片手に番組を進行しながら笑いをとっている姿が想像しにくい。 実際雨上がりに司会をさせると進行に精一杯でおもしろいことを言う率が減っている。 だから雨上がり決死隊にゴールデンは難しいといえる。
それにお笑い以外でも才能を発揮している 俳優としてドラマの仕事や唄の仕事も多くなってきているが、 それは雨上がりが認められている証拠(芝居は宮迫さんのやりたい事でもあった) 悪い言い方だが、名前を売るにはもってこいである。 もちろん このまま芝居や唄の道に進むことはないと思うが、 こういった仕事のおかげでお笑いの方も幅が広がるというもんだ。 今後のさらなる活躍を期待している。