雨上がり決死隊 宮迫博之について


宮迫さんは、乱暴、破天荒、理不尽といったキャラが確立されている。
そして芸風もまたそのキャラクター通りであり、破壊的な印象を与えている。
しかし、実際の宮迫さんの笑いに毒々しさは全く無い。


「一発ギャグ」と言うのは、視聴者がついマネしたくなるという事が大切なのだろう。
(音楽の世界だと、つい口ずさんでしまうというところだろうか?)
宮迫さんのギャグは、とても影響力が多大であり、
それは、あの独特の言いまわしが大きい意味を持っているのかもしれない。
なんかマネして言ってみたくなる。
だって、明石家さんまさん、ダウンタウン松本さん、今田耕司さんなどが
「宮迫です!」、「オレのアホぅ!」と言って喜んでマネするぐらいだから、
宮迫さんはなんて影響力のある人なんだろうと思う。
それに宮迫さん、すごい、さんまさんにも松本さんにもハマってるし…。
しかし、一時期、「みやさこです!」を始めとする挨拶ギャグ(!?)が流行りすぎた。
「はぁ〜ら〜だたいぞうです!」、「石井ちゃんです」、「三瓶です」など…。
(元祖はネプチューン泰造かな?)


しかし、影響力があるというだけで宮迫さんのギャグがおもしろいとは言わない。
「オレのアホぅ!」と言って自分に平手打ちをするギャグがあるが、
結局、あれって、言葉をかんだ時に自分の頬を平手するという
大昔からある風習の平成版という感じがしてならない。
結局、すべては言い方・言い回しで押してるだけのような気がする。
もちろん、それが悪い事だとは思わないが…。


あと、「めちゃイケ」のかま騒ぎなどでもよくやるドロップキックだが、
あれも過去に、とんねるずのノリさんがよくやっていたことだったりする。
宮迫さんの場合、ドロップキックの対象が蛍原さん山崎邦正さんだったりするのだが、
ノリさんの場合は、後輩タレントはもちろんだが、
放送局の司会者だったり、女子アナだったり、会場のお客だったりする。
同じドロップキックでも、やはり力量の差があるように思う。
ノリさんのドロップキックはおもしろかったが、
宮迫さんのドロップキックは、私はやっぱりおもしろいとは思えない。


正直、今まで宮迫さんには、そういった勢いしかないと思っていた。
勢いだけで笑いのセンスや技術などは無いと思っていた。
というのも、デビュー当時のラジオ番組での彼のトークはおもしろくなかった、
というより、めっちゃ普通だった。
リスナーのハガキに普通にまじめに答えていた。
その上、現在のような宮迫さん特有の勢いすらなかった。
しかし現在、東京に進出してからの宮迫さんのトークには感心させられる事が多い。
うまいのだ。おもしろいのだ。しっかりとオチがキマっているのだ。
何があったのだろう?努力をしたのだろうか?
昔、ラジオで話を振られても、「俺、エピソード何にもないから…」と、
マジで発言していた、あの消極的な発言はどこに行ったのだろうか?


あと、宮迫さんの笑いと言えば動きの笑いがある(最近はそうでもないか?)。
もともと「吉本印天然素材」のメンバーには動きを得意とする芸人がたくさんいた。
ナインティナイン岡村さん、FUJIWARA原西さん、バッファロー吾郎竹若さん、
そして雨上がり決死隊宮迫さんだ。
同じ動きの笑いでも、それぞれ動きのタイプが違うのだが
宮迫さんの動きはいつもお尻が強調される。
しかし、それはFUJIWARA原西さんと同じだ。
うん?…と言うか、しゃべり方も似ているぞ?顔も芸風もかぶってはいないか?
(私は、初め、宮迫さんと原西さんの区別がつかなかった。)
それに、2人が別々の番組で同じギャグをしている時もある。
どういうことだろうか??


彼ら二人は、吉本印天然素材の頃、
イベントなどで「マッスルブラザーズ」というユニットを組んでコントなどしていた。
だから、もともと笑いの方向というのはお互いに似ていたのだろう(!?)。
しかし今、別々の番組で2人が同じギャグをしているのはおかしい。
早い話、2人のどちらかがどちらかのギャグをパクってやっているのだ。
結論を言うと、宮迫さんが原西さんのギャグをパクってやっているのだ!
(これはもう、昔からのことではあるのだが…)。
しかも、大阪ローカル番組で披露した原西さんのギャグを
宮迫さんは無断でパクり、それを「ガキの使いやあらへんで!!」
「タモリ倶楽部」などの全国ネットの番組で
さも自分が考えたかのように堂々とやってしまうのは非常に残念である。
(しかも、それを見て山崎邦正さんがさらにマネをする。)
「ガキの使いやあらへんで!!」の「七変化のコーナーに登場するも、
7つのうちの2つは原西さんのギャグを丸パクリである。
さらに、「だまっとけ!」「死ね!」「おしり!」などのフレーズも
すべて原西さんからの無断引用
である。
(パクリについては大阪ローカル「吉本超合金」という番組の中で、
宮迫さんも認めた。)


…などと言った事があるにも関わらず、
「宮迫です!」を、ミニモニが「辻ちゃんです」、「加護ちゃんです」と
歌っているのを見て、「オレのギャグ、パクっとるがな!」と怒る始末…。
(実際、つんく♂側が参考にしただろうが、キレるところではないはず。)


ナインティナイン岡村さんもよく他人のギャグをパクると言われるが、
宮迫さんとはまるっきり意味合いが違う。
岡村さんの場合は、パクってもそのギャグの持ち主がハッキリしている上に、
「パくる」ということ自体がボケになっている。
それに対して、宮迫さんの場合は、
他人のギャグ(というより原西さんのギャグ)を
大阪から東京へ持って行き、いかにも自分が考えたギャグだという顔で、
そのギャグのおもしろさを使って笑いを取ろうとしている。
この差は非常に大きい。
だから、同じ「パクリ芸人」としてまとめないでもらいたい。


要するに、宮迫さんにはオリジナリティーが無いのでは?と、思っている。
冒頭で語った、「オレのアホぅ!」での平手打ちや、ギャグが原西さんのギャグ…。
正直、あのキャラですら原西さんのパクリでは?と考えてしまう。
(袖なしGジャンのエピソードですら、原西さんのパクリである。)
それに、とんねるずノリさんとかぶるようなドロップキック…。
さらに、あれほどダメだったトークの技術の急激な進歩。
誰かのおもしろエピソード話にアレンジを加えて話しているだけかでは?などと、
正直、いろいろ疑問を持ってしまう。
FUJIWARAが東京進出してからは、
原西さんのギャグをパクる事ができなくなってしまった為か
今現在は、ダウンタウン松本さんのおもしろフレーズを使用する事が多い。
そのダウンタウン松本さんは「宮迫は才能ある/売れるべくして売れた」と言うのだが、
私は、どうしても宮迫さんからは才能やセンスは感じられない。
今まで長年見てきているが、印象に残るような発言やボケも特に思いつかない。
持っている笑いのパターンも少ない。大喜利のセンスも特別良くはない。


しかし、そんな宮迫さんも笑いに対しては、かなりのプライドを持っている
例え、シャレであったとしても、「宮迫面白くない」と言われるとマジで気分を害する。
そして、「オレはおもろい!」と熱くキレながら言ってみたり、
「今のは、別に笑わす気なかったですからね」などと、
自分のウケなかった事を絶対認めない。


そして、宮迫さんは酒に酔うと自慢話ばかりするらしい。
「昔、岡村は俺に憧れとったんやぁ!」などと。



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●2000年05月20日初回更新日
●2006年11月03日追記・修正更新日